交通事故を弁護士に依頼するメリットとは

最終更新日 2024年4月20日

交通事故に遭遇してしまうことは滅多にないので、もし遭遇してしまった場合、どうしたらいいのかわからなくなってしまうのではないでしょうか。
そんな時は弁護士に相談してみるのがおすすめです。

交通事故を解決させるためには、損害賠償法の知識や裁判を進めるための知識、自賠責後遺障害等級認定システムの知識などさまざまな知識が必要になるからです。
これらの知識は一般の人は持ち合わせていないので、弁護士の力を借りるのがポイントになります。

 

保険会社に相談してはいけない?

車で事故を起こした場合、ほとんどの方が保険会社に相談することが多いのではないでしょうか。
この判断は正しい面もありますが、一方で正しくない面も持ち合わせています。

一般的に交通事故などの被害にあった場合、加害者側の保険会社から治療費や休業補償を保証してくれるケースが多いです。
保険会社の中には親身になって相談にのってくれることもありますが、ほとんどの場合はなるべく補償額を少ないくしたいと考えていることが多いです。

保険会社の収入は主に利用者が支払う保険料ですが、事故などが起きた場合その保険料から損害賠償額を支払うことになります。

したがって保険会社が利益を増やすためには、被害者に支払う賠償金額を少なくすればいいだけなのです。
事故に遭って散々な目にあったのに、さらに賠償金額まで減らされてしまうなんて絶対に嫌なのではないでしょうか。

 

弁護士に相談するのが有効

そのようなことから、事故に遭った場合は保険会社に相談するのではなく、弁護士に相談するのが有効であるといえます。
事故に遭った時に弁護士を利用する理由は、事故に遭った被害者と弁護士は利害が一致するからです。
交通事故が起きた時は、刑事事件や免許の問題、慰謝料などにおいて損害賠償が発生しますが、それらはすべて判例と法令によって決まるという特徴があります。

したがって判例と法令に詳しい人に相談するのが最適であるといえます。
法律事務所の中には、着手金0円で、獲得した金額の10%が報酬金であるという明確な金額を打ち出しているところもあります。

さらに保管会社の提示額から金額が上がらない限り、報酬金をもらわないという法律事務所もあるので、お得に利用したいのであればそれらの法律事務所を利用するのがいいでしょう。

➡️大阪で交通事故に強い弁護士への相談サイト|咲くやこの花法律事務所

 

刑事事件を的確にアドバイスできるのは法律事務所だけ

他にも刑事事件を的確にアドバイスできるのは、法律事務所だけです。
交通事故での加害者の刑事事件では、一定であれば被害者が参加できるということを知っているでしょうか。

刑事事件に参加することによって、質問したり意見を述べたりすることができるようになります。
被害者がすでに亡くなっている死亡事故の場合は、被害者の家族が参加することができます。

これは刑事事件の被害者参加制度といい、代理人として出席できるのは、弁護士だけとなっています。
この刑事事件を進めている最中に、加害者から見舞金を受け取ったり慰謝料を受け取ったりすると、加害者の刑罰が軽くなってしまうということを知っているでしょうか。

被害者や遺族がお金を受け取ることによって、精神的損害がある程度癒されてしまうと判断されてしまうからです。
したがって刑事事件で加害者に適切な処罰をしてもらいたいのであれば、示談などを行わず、見舞金や慰謝料などを受け取らないことがポイントになります。

 

まとめ

このようなことも、法律に熟知した人がアドバイスしなければ、知ることがない情報なのではないでしょうか。
他に交通事故で法律事務所を利用するメリットに、適正な損害賠償金額がわかるという点が挙げられます。
車の事故などによる被害者は、被害を受けたので、その受けた損害に対してきちんと賠償してもらわなければなりません。
それが法律で与えられた権利だからです。