ホンダのフィットという車

最終更新日 2024年4月20日

ハリウッド映画や海外ドラマなどにもホンダ車というのはよく登場し、人気ドラマGREEの主人公のひとりであるシュー先生も、マフラーが落ちて地面を擦っているシビックを愛車にしている様子が見て取れます。

どんな所得層でも保有できる車というのがホンダのコンパクトカーのこれまでのイメージではありましたが、シビックなどがもっていた野暮ったさを完璧に排除しつつも、ホンダらしいキビキビとした加速と驚きの燃費性能を持たせて登場したのが、「フィット」というラインナップになります。

非常に注目されていて中古車市場でも人気になっており、買取価格も安定して高値を保っているようです。

「フィット」という車名はバブル期に大人気を起こした軽自動車「シティ」やスクーターの「ディオ」などのバリエーションとして、すでにホンダでは使われてたものです。

当初は「フィッタ」(fitta)という名称を予定していたのですが、これがスウェーデン語で女性器を表す言葉と同一になってしまうために、「フィット」に戻したというエピソードを持ちます。

シビックに持たせていた角ばったイメージを捨て、背の高い肉厚なヨーロピアンスタイルの外観となっており、コンパクトながら居心地がよく、ペイロードの大きさも特徴となっております。

日産のマーチなどと対抗するラインナップではありますが、車内インテリアはフィットのほうがシンプルかつオシャレな仕上がりとなっており、国内販売の人気の秘訣もこのような部分がけん引しているようです。

現在3代目モデルが現行車種になっており、最新型のフィットはSOHCエンジンからDOHCエンジンに切り替えられたにもかかわらず、燃費の良さは維持しています。

さらに前モデルと同様にハイブリッドエンジンを搭載した車種の他、スポーツパッケージとしてのRSなどを用意し、広い層の需要もカバーしているのが特徴となっています。

旧モデルである2代目フィットなどもいまだに中古車市場では人気が高く、コンパクトカーにしては買取価格が高いのもこの車の特色です。

 

ホンダフィットを売るなら今がチャンス!買取価格も期待できる

コンパクトカー・ファミリーカーというものは新車購入価格は安価であるものの、中古として売りに出す際に買取価格が低く、ともすると売れないというイメージがありますが、こういったコンパクトカーのイメージを払拭する車種があるのをご存じでしょうか?

ホンダのコンパクトカーの主力ラインナップであるフィットは、その人気もあいまって現在非常に高価格で買取されております。

参考:ホンダ・フィットの買取相場が高いところを調べました!

とくにスポーツモデルであるRSタイプは4年落ちのタイプでも未だに100万近い値段がつきますし、ハイブリッドカーモデルも軒並み80万円超えの買取表示が目立っております。

RSタイプで新車車両価格が190万、ハイブリッドタイプで170万円という車であるにも関わらず、この買取価格の高さというのはなかなか他の車種では見られない徴候です。

現在フィットを保有しているオーナーさんにとっては「売り時」のチャンスかもしれません。

エントリーモデルである1.3Lのガソリンエンジンタイプは、他社の同階級車と同様の買取価格なために目立った優位性はありませんが、ハイブリッドモデルとRSタイプの人気はまだまだ続きそうなので、これから新車を購入する予定の方もその購入候補にホンダフィットをいれてみるのも賢い方法かもしれませんね。

中古車ディーラーが現在喉から手が出るほどに欲しがるホンダフィットではありますが、その買取価格はやはりマチマチでありまして、人気車だからといって売り先をよく吟味しないでいると勿体ないことになることもあります。

かといってアチコチに価格査定の打診をするのは面倒だし・・と思う方は、「一括査定」のサイトを利用すると手間が大きく省けるハズ。

これらのサイトは年式・モデル、ちょっとした状態の記入をフォームに一度入力するだけで、複数社に査定打診ができるサイトになっています。

その中から最高値の業者ををピックアップして交渉を開始すれば、きっと損をすることなく高値で売ることができるはずですから是非有効利用してみてください。

 

車の買取を未経験という人が実は多い!?

・オイオイ!何年車に載ってると思うのさ?

「車を乗り換える際に「買取」に出している人は実は僅か!」なんて信じられますか?

18歳で免許をとってから20年以上の運転歴があり、その間に8台の車に乗り換えてきた自分でさえも、実をいうと「買取」をしてもらったのは前回と前々回の車種のわずか2回のみ、それ以外はディーラーに「下取り」してもらっておりました。

若い頃は下取りの価格がどうこういうよりも新しい車に早く乗りたいという気持ちが先にたったものですが、家族を養うようになってからは給料のすべてを車につぎ込むといったワケにもいかず、乗り換える車も自分の嗜好よりも収入との折り合いがつくエコノミー志向になっておりました。

それにしても前使用車はディーラーに引き取ってもらうのが当たり前!

何の疑問も持たずにそうしてきたのですが、たまたま知人に言われて中古車買取業者に査定を出したところ、随分とディーラーの提示価格とは違ったために、自分はそれ以降は迷わずに「買取」してもらうようにしております。

自分と同じようにディーラーにひきとってもらうのが当然と思って大損している人はきっと多いはずで、タイトルにもある買取未経験者というのは結構な数がいるような気がします。

・30万円以上もディーラーと価格が違うなんて場合も

買取業者の価格が高くディーラーが低い・・あるいみボッタクリの下取り価格になるのには理由もあるのです。

まず中古車買取業者とディーラーの販路の違いです。

ディーラーは新車を売るルートはたくさんありますが、新車を売ってナンボなために中古車の販路は小さめです。

それに比べると中古車買取業者は販路が日本全国だけではなく世界各国、さらに自動車としての利用目的以外のところにも卸しているために、その販路の規模は比べものにならない程広大です。

引き取られた車は状態が良いものであれば中古車として売られ、悪いものは中古車の耐用年数が長くユルイ海外にまとめて輸出されるか、解体されて再生資材として売られますが、ユーザーから買い取った時点でディーラーなり買取業者の資産となってしまいます。

在庫を抱えるのを極端に嫌う製造業でもある直販ディーラーなどはそのために下取りした車を中古車市場ではなく即、再生資材に流して在庫としてもたないようにしているところも多いほどです。

そうした理由からもディーラーの買取価格は販路が多く回転がいい買取専門業者に比べると非常に安くなるのです。